ソフトバンク光は工事費無料のはず（怒）請求される理由を解説

ソフトバンク光の工事費実質無料キャンペーンは「実質無料」であり、「完全無料」ではないです。

この記事では、勘違いしやすい工事費無料の落とし穴を解説します。

ではさっそくこの記事の結論です。

工事費は「実質無料」であり、「完全無料」ではありません。

工事費額に相当する1,320円が毎月割引されますが、工事費の分割支払いが終わる前に解約したら工事費残債が一括で請求されます。

また割引が開始する時期は、3ヶ月後（または7ヶ月後）からです。

ソフトバンク光の申込みで絶対に損をしたくないという方は、「ソフトバンク光【おすすめネット代理店比較】」の章を参考にしてください。

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工事費実質無料の真実

結論、工事費は無料ではないです。

工事費と同額が割り引かれるのが工事費実質無料のキャンペーンです。

実際にソフトバンクは「無料」「工事費がかからない」といった文言を使っておらず、「割引」「実質0円」といった表現をしています。

工事費実質無料の罠

工事費実質無料には注意点があります。

工事費の分割を支払い終わっていない状態で解約すると、工事費残債が一括で請求されます。

「工事費残債を払いたくない」という考えに重きを置くと、工事費割引期間中は解約しようにもできないです。

割引が開始されるのはすぐじゃない

工事費割引が開始されるのは開通直後ではなく、課金開始から3ヶ月後です。

そのため割引を消化し切る期間は先になり、工事費残債を支払いたくない人は、ソフトバンク光を利用する期間が伸びます。

契約期間の縛りが長くなるみたいなものなので、気持ちの良いものではありません。

工事費無料のはずなのに請求されているのは分割回数と割引回数の差

工事費の分割回数と割引回数の差で、工事費無料なのに請求されている！と勘違いしやすいです。

工事費割引額は実際の工事費と同額なので問題はないですが、気持ちの良いものではありませんね。

よーーく公式キャンペーンを確認してください。

工事費から割り引かれるわけではなく、基本料金から割り引かれます。

考え方としては、工事費と同額が割り引かれるだけであって工事費無料でもなんでもなく「工事費と同額の割引」というだけなんです。

以下の章で回数の差によるシュミレーションをしてみます。

分割回数と割引回数の差のシュミレーション

例えば工事費が31,680円の場合に分割を48回に設定していたとしましょう。

31,680円÷48回＝550円/月の工事費を48回支払うことになります。

割引の回数は下記の表の通り、1,320円が24回割引されます。

回線工事の種類	回線工事費	割引額
宅内配線工事あり 宅内配線工事なし （派遣工事）	31,680円	1,320円×24ヶ月
派遣工事なし	4,620円	1,155円×4ヶ月

24ヶ月目までソフトバンク光を利用したとして、そこで割引が終わります。

しかし、工事費分割は48回なので回数が足りていないですよね。

48-24＝あと24回分工事費を払わないといけません。

このようなケースだと工事費無料のはずなのに請求されている！？というふうに捉えてしまいますね。

繰り返しになりますが、割引額は工事費と同額なので問題はないです。

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ソフトバンク光の工事費実質無料キャンペーンの内容

ここからは具体的にどんなキャンペーンなのかを詳しく解説していきます。

ソフトバンク光で工事費が無料になるキャンペーンは下記の2種類あります。

キャンペーンごとに、対象者や注意点が異なるので確認しておきましょう。

工事費サポート はじめて割

【自宅にネット回線を引いていない新規の方】のキャンペーン

ソフトバンク光の工事費が実質無料になります。

キャンペーン内容

工事の種類（工事費）によって合計の割引額が異なり、工事費の金額と同額が2～24ヶ月間割引されるので工事費は実質無料です。

回線工事の種類	回線工事費	割引額
宅内配線工事あり 宅内配線工事なし （派遣工事）	31,680円	1,320円×24ヶ月
派遣工事なし	4,620円	1,155円×4ヶ月

どの工事になるかは、正確には申込後にしかわかりません。

しかし目安はあるので、自分がどの工事になるのか正確じゃなくても知りたい方はこちらの記事を参考にしてください

適用タイミング

課金開始月を1ヶ月目として7ヶ月目から割引されます。

例えば、課金開始月が3月なら9月から割引されます。

特典	適用時期
月額料金割引	課金開始月を1ヶ月目として 7ヶ月目の利用分から割引開始

注意点

新規の方向けなので、インターネット未利用が条件です。

また10ギガ契約の方も対象外なので気をつけましょう。

10ギガの方はこちらのキャンペーンで、少し内容が異なります。

適用までの流れ

乗り換え新規で割引キャンペーン

【他社ネット回線からソフトバンク光へ乗り換える方】のキャンペーン

ソフトバンク光の工事費が実質無料になります。

キャンペーン内容

工事の種類（工事費）によって合計の割引額が異なり、工事費の金額と同額が2～24ヶ月間割引されるので工事費は実質無料です。

回線工事の種類	回線工事費	割引額
宅内配線工事あり 宅内配線工事有なし （派遣工事）	31,680円	1,320円×24ヶ月
派遣工事なし	4,620円	1,155円×4ヶ月

どの工事になるかは、正確には申込後にしかわかりません。

目安はあるので、自分がどの工事になるのか正確じゃなくても知りたい方はこちらの記事を参考にしてください

適用タイミング

適用タイミングは、開通月を1ヵ月目として7ヵ月目からとなります。

特典	適用時期
月額割引	課金開始月を1ヶ月目として 7ヶ月目の利用分から割引開始

注意点

乗り換えの方向けなので、申込時に他社を利用していないといけません。

しかし以下の場合はそもそも対象外です。

特に、提携ケーブルテレビは見落としがちなので気をつけましょう。

ソフトバンク光の提携ケーブルテレビ事業者の一覧はこちら

適用までの流れ

工事費実質無料のキャンペーンが適用されるまでの流れを確認しましょう。

他のキャンペーンと併用可能

今回紹介した「乗り換え新規で割引キャンペーン」、「SoftBank 光 工事費サポート はじめて割」は、ソフトバンク光公式キャンペーンや代理店キャンペーンと併用可能です。

それぞれ見ていきましょう。

あんしん乗り換えキャンペーン

あんしん乗り換えキャンペーンは『他社の解約金や回線撤去費を最大10万円まで還元する』というキャンペーンです。

違約金や工事費残債全て合わせても10万円以上になることはまず無いので、何も気にせず乗り換えすることができます。

代理店キャンペーン

代理店のキャンペーンは高額キャッシュバックやルーターのプレゼントがあります。

公式からの申込みだと、それを受け取れないことになり非常にもったないので代理店経由で申し込むのをおすすめします。

デメリットは、個人情報を代理店にも知られてしまうという一点のみです。

エヌズカンパニーから申し込むのがキャシュバック額が一番多く、手続き不要で振込が早いのでおすすめです。

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工事費無料キャンペーンがずっと続くとは限らない

乗り換え新規で割引キャンペーンは2021年4月1日～、工事費サポート はじめて割は2022年2月10日～開催しています。

「なんだ、ずっとやってるんじゃん」と思った方注意です。

というのも、ソフトバンク光に限らずキャンペーンは基本的に改悪されていきます。

昔は今と違って、1,320円×24ヶ月の割引だけじゃなく、普通為替（郵便局で現金に換金）も選択肢にありました。

ソフトバンク光を契約する11ステップ

ネット代理店を確定できたら、次は契約する流れですね。

こちらのページから進んで手続きを始めます。

新規で申し込むのか、転用なのか、事業者変更によって流れが違います。
転用、事業者変更、新規を目印に進めてください。

※転用・事業者変更の方は事前に番号を取得しないと手続きできません。

転用、事業者変更、新規の違いを理解していないと大損する可能性があるのでわからない方はこちらの記事をサラっと読んでからにして下さい。

Q＆A

キャンペーン適用には他社からの乗り換えが必要ですか？

キャンペーンの種類によります。

新規からでも工事費を実質無料にするキャンペーンはあります。

→キャンペーンの種類

月額料金には変動はありますか？

ほとんどの人にありません。

しかし工事費の分割回数と割引の回数が相違する方は月額料金の変動があるでしょう。

電話工事費は無料になったりする？

なりません。

工事費が無料になるのは基本工事費に対してのみです。

休日工事費などもキャンペーン適用外です。

まとめ

最後に「ソフトバンク光の工事費無料キャンペーンの落とし穴」についてのまとめです。

キャンペーンは基本的には改悪されていくので、早めに申し込むのが吉です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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